横須賀の家 2012年2月23日(木)
土地概要
バーチャル計画3つ目は、浜北区横須賀の土地。 ⇒ 参照
浜北区役所から近く、生活至便な南北2方道路の広々85坪の敷地。
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建物プランを考えるとき、個別にその家族にとって最適なものを作っていくので
同じ敷地でも当然まったく違うプランになる。
しかし、どんなプランにも共通して意識する項目がある。
それは、日当たりと風通しに代表される自然環境との調和である。
この2つの要素と空間構成によって、おおよその快適性が決まると言っていい。
住宅は、箱そのものだけでは成り立たない。
外部の自然要素をいかに取り込み、活かすことができるか。
それが、住宅の良し悪しを決め、かつ最も難しい点でもある。
南北の2方向道路は、それらを引き出しやすいという点で理想的である。
ただ、引き出しやすいということは、同時に大きな差が出やすいとも言える。
図面上ではわかりにくいちょっとした違いや工夫、細やかな配慮というものが
住んでから思いのほか大きな違いとなる。
環境との調和。
この土地では、これをポイントに置き設計したいと思う。
高丘の家 2012年2月13日(月)
土地概要
バーチャル計画2つ目は、中区高丘西の土地。 ⇒ 参照
公園近くの整った街並みで、40坪、1,045万という手ごろな広さと価格。
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地方都市においては、おおよそ車2台は必須でありその駐車場を確保する
という前提では、40坪でも狭小地に近いと言えるかもしれない。
小さな家では、なるべく部屋を仕切らず、実空間を一体化させ、目線を通す
工夫が不可欠である。
nLDKという考えでは、気持ちのいい空間の創造は難しい。
一体化したワンルーム空間を基本に可変性のある間仕切りにして、大きな
空間を演出するのが効果的である。
個別の仕切られた閉鎖的な空間より、プライバシーは確保しつつも家族の
気配が感じられる家。
子どもに6帖ほどの個室は、本当に必要なのであろうか?
必要であっても、多くの場合中高6年間ぐらいの期間に過ぎない。
そのために前後の長い期間空部屋となり、他の空間が窮屈になってしまう。
狭い土地、小さな家をいかに最大限有効に活用するか。
小さく建てて大きく住む。
この土地では、これを実践したいと思う。
内野の家 2012年2月 4日(土)
土地概要
バーチャル計画1つ目は、浜北区内野の土地。 ⇒ 参照
私鉄駅から近く、南道路で約70坪の静かな住宅地。
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敷地形状は、間口が狭く奥行きがあり、かなり細長いために一見建物プランが作り
づらく、企画プランでは、うまく納まるものがないのかもしれない。
南道路でありながら間口が狭いので、部屋が多いと日当たりや通風も確保しづらく
外観も単調になりがちで、デザインをまとめるのも難しくなる。
明るさ、風通し、開放感、プロポーションなど、工夫が必要である。
このように一般の方やハウスメーカーなどからすると、若干扱いづらい土地と
思われるかもしれない。
ただ、それは設計能力があれば、なんら問題となるような要素ではない。
一般的に何かマイナス面があると思われる土地というのは、僕らからするとそれを
克服しようといろんなアイデアを出し、結果おもしろいプランになることが多い。
それでいて、土地の価格は相場より安い。
そういった意味で、逆に最終的に資金、プラン両面において、満足度が高くなる
傾向にある。
土地のみのイメージや先入観だけで判断せず、設計士によりプランを当てはめ
トータルの金額を算出してはじめて、その土地の本当の価値がわかる。
それを少しでもわかってもらうために、この土地に実際に建物プランを作成し
紹介していく。
母 校 2012年1月27日(金)
築100年
とある用事で久しぶりに母校に行って来た。
卒業から年月が経つにつれて、いっそう懐かしさと感慨深さを感じる。
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校内の一部に緑に囲まれた築100年以上の古い木造建築の建物がある。
そこは、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような佇まい。
のんびりと時間が流れ、どこか癒される不思議な空間。
在学当時からその趣ある建物が好きであったが、建築の仕事を経験してきた今
よりいっそうその良さをしみじみと感じる。
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最新の設備が整い、近代化したきれいな高層の校舎への建替えがみられるが
それ自体は何も否定しないが、それだけでは味気なく感じてしまう。
教育の場には、やはりこのような緑ある自然の中で、歴史の感じられる
情緒ある建物も必要である気がする。
決して効率や使い勝手はいいとは言えないかもしれないが、それ以上に心に
訴えかける何かがあり、これからもずっと大切に活用してもらいたいと思う。
その存在自体が象徴となり、母校愛を育て誇りとなる。
バーチャル計画 2012年1月23日(月)
新築計画
これまで住宅建築とはあまり関係のない話題を多く書いてきたが、たまには住宅を
検討している人や将来的に考えている人に役立つようなものも書いていこうと思う。
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その第1弾として、異なる形状や道路付けの複数の土地をピックアップし、もしここで
建てたいというクライアントがいたら、どんな設計をしどんな提案をするのか?
ということを、実際に自社で所有している建築可能な3つの土地に、それぞれ違う家族
形態を設定し、バーチャル計画としてその土地に当てはめたプランを描き紹介していく。
第2弾は、初めて住宅を建てる人にとって、何をどうやって決めていくか、どんな費用が
かかるのかなど、様々な角度からの注意点や進め方をアドバイスしたいと思う。
そして第3弾以降、土地購入のポイントや最新の税金、ローンなど住宅建築における
建物以外で役立つものも書いていく予定。
ただ、基礎的な知識なんかは本や雑誌、他のサイトに任せるとして、ここでは少し違った
視点で僕なりに為になるであろうということを実例も踏まえて書いていこうと思う。
次回より、3パターンによるバーチャル新築計画のスタート。
セントラルパーク構想 2012年1月22日(日)
活性化
浜松城公園周辺の再整備計画が進んでいる。
市が建築家安藤忠雄氏に依頼し、本年度末には最終案がまとまるそう。
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中間構想では、さくらと池により日本の美を強調した 「さくら公園」 や地形を活かし
傾斜地に埋設される 「地中美術館」、「小中一貫校」、「文化センター」 など。
この近くで生まれ育ち幼少期を過ごした僕には、母校の再編も絡んでおり、思い出の
詰まったこの地区の行く末がすごく気になる。
学校のマラソンコースであったり、好きな女の子との下校ルート、野球やサッカーに自転車、
探検やエアガンでのサバイバル、他中学との決闘など、時には悪事の場であったりと・・・。
挙げればきりがないが、この場所での懐かしさがよみがえる。
今の後輩たちは、どうなんだろう?
現在の浜松城公園は市の中心地にありながら、その立地を活かしきれておらず
美術館もひっそりと目立たず賑わいがない。
駅や繁華街とは微妙な距離で、そこから歩いて行く道中に一体感がなく余計に
距離感を感じさせてしまっている。
巨額の資金を投入する以上、市民に必要とされ観光客も含め多くの人が集まり
経済効果を生むようなものを作ってもらいたい。
10年以上前に倒産し、そのままの状態であった百貨店松菱の解体もやっと始まり
街中の活性化案との相乗効果による活気ある街づくりをぜひ期待したい。
東京駅 2011年11月25日(金)
復元工事
建築家の巨匠辰野金吾氏の設計により、1914年に建てられた赤レンガが特徴の東京駅。
国の重要文化財に指定されている日本を代表する西洋建築だ。
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第二次世界大戦の東京大空襲により大きく破損し、その後修復されたが、開業当時の
ものより縮小され、デザインも一部変更されていた。
もちろん写真でしか見たことがないが、やはり明らかに当初のオリジナルの意匠の方が
すばらしく、一部の人たちにより完全な復元を求められていた。
そしてそれが実り、数年前より行なわれている今回の改修工事では、かなりの部分が
開業当時の意匠に近づけられる計画だ。
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その象徴の一部であるドーム型屋根が見えた。
竣工は来年の秋の予定だが、早く全体像を見てみたい衝動にかられる。
復元とはいえ、当時の名建築の姿を見られるのはすごく楽しみだ。
高層ビル群 2011年11月18日(金)
ビル萌え
先日の工場萌えとともに僕にとってもう一つ魅力のある風景は、密集する高層ビル郡。
様々なデザイン、形状、素材のビルがところ狭しと乱立する模様に心引かれる。
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何回行っても、東京など大都市に行くと田舎者みたく上空をじっと見入ってしまう。
夜景もいいが、ビルに関しては昼間の方が好きだ。
今まで訪れたところで、すばらしかったのはニューヨークと香港。
今後ぜひ行ってみたい都市は、ドバイと上海。
単なる造形美というよりは、経済活動や居住といったそこで働いたり生活している人の
背景が見え隠れし、想像することで一層興味深さが増す。
機能や利便、人間の心理など様々な要素が長年にわたり複雑に重なり合って、ひとつ
ひとつがその場所にその形で徐々に形成され、その結果現在の姿に行き届いた。
高層建築だけではないが、都市計画がしっかりと機能し、そこに住みたくなるような
魅力ある街並みをこれからも見ていきたい。
松韻亭 2011年10月14日(金)
茶 室
浜松城公園の一角にある、市が運営する本格的な茶室 「松韻亭」 。
広い敷地内に銘木で作られた主棟と数寄屋造りの離れ、そして日本庭園がある。
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茶室の利用でなくても、その建物や庭園を眺めるだけで癒される。
中心市街地にありながら、喧騒から解き放たれた別空間を肌で感じられる。
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仕事がら建物の素材やディテール、納まり、サイズ、プロポーションなど細かく見入ってしまう。
10数年前に建てられたものだが、昔の日本伝統建築の技法や良さが随所に見られる。
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緑あふれる自然と調和し、とても美しい。
現代の住宅にも活かせる要素やアイデアも多くあり、勉強になる。
良い建築を作るための感性を磨くのに格好の建物だ。





OZONE
丹下健三氏設計の新宿パークタワーにある、東京ガスが運営するリビング
デザインセンターOZONEに行ってきた。
ここは、住まいやインテリアの総合情報センターで、ショールームやショップ、
セミナーやイベントの開催、ライブラリーや相談コーナーもある。
家具やキッチンなどの設備、建材や建具なんかも実際に見ながら専門家が
対応してくれる。
当日、2つのイベントを見てきた。
一つは 「建築家と建てた理想の住まい100選」 というもので、建築家による
住宅の模型やパネル、計画図面が展示されており、参考になった。
もう一つは 「日本の木と共に暮らすTOSAZAI展」 で、木の魅力と職人による
加工品の数々が展示され、木のぬくもりと美しさを感じた。
このような類のイベントが、地方都市でももっと多く開催され、住宅建築や木の
魅力を身近に伝える機会が増えて欲しいと思う。
J.Nakamura